【タロット占い鑑定例】恋愛編 歳の離れた職場の上司と今後お付き合いできるでしょうか?

タロット占い

今回は、私こと月之梟が普段どのような鑑定をしているのかをご紹介する【タロット占い鑑定例】の第一弾、恋愛編をお送りいたします。

「歳の離れた職場の上司と今後お付き合いできるでしょうか」というお悩みについての鑑定例となっておりますので、是非お楽しみくださいませ!

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こんにちは!恋愛タロット占いお願いします。

私の名前は〇〇で、未婚の女性です。相手とはまだお付き合いしていません。
好きな人は職場の上司なのですが、私は自分に自信がなく、彼ともそれなりに歳が離れているので、相手にされないのではないかと思っています。

一応相手は結婚していないし彼女もいないことは確認できています。この人とは今後お付き合いできるでしょうか。

○○様、この度はご依頼いただきまして、誠にありがとうございます。

好きなお相手様は職場の上司とのことで、頻繁にお会いされることでございましょう。嬉しさはもちろん、歯がゆく辛いお気持ちもお持ちであろうと推察いたします。

それでは、この相手様との関係をより良くするためのアドバイスを含め、これから準備をして占って参りますので、しばらくお時間を頂きます。結果をお伝えできるまで、どうぞごゆっくりお待ちくださいますよう、お願いいたします。

……

お待たせいたしました。結果が出て参りましたので、お伝えいたします。

職場の上司様とお付き合いできそうかについて、ヘキサグラムスプレッドを展開いたしました。

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過去:死 逆位置
現在:ワンドのペイジ 逆位置
近未来:ペンタクルのペイジ
アドバイス:ソードの2
上司様のお気持ち:ソードの5 逆位置
○○様のお気持ち:カップのクイーン
最終予想:カップのナイト

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【過去:死 逆位置】

黒い鎧の死神が人々の屍の上を通り過ぎる姿が描かれているカードでございます。死神の他、後ろには昇り始めた太陽も描かれているように、「物事の終わりと始まり」を意味するカードで、逆位置となると物事の終わりを受け入れられていないことを表しております。

このことから、上司様はどうやら過去の恋愛において、未練の残る別れ方をされたようでございますね。既に起きてしまった別れというものを受け入れることができていらっしゃらなかった過去のご様子が垣間見えます。

タロットカードにおける分類の内、「大アルカナ」というものに分類されるこのカードは、後生にも影響があるときに現れるものでございますから、上司様にとってこれが大きなお別れだったことは想像に難くないことでございますね。

【現在:ワンド(火)のペイジ(小姓)】

大きなワンドを持った小姓が右上を向いております。右はタロットにおいて未来を表し、この小姓が熱意と希望を持っていることが象徴されております。「純粋さと熱意、それを伝えること」を意味するカードでございます。逆位置となると、きまぐれさや動機の不純、何かを伝えられないことを表します。

上司様の中での恋愛におけるわだかまりが反映されているように思えますね。熱意がない、まだ恋愛をするときではないと仰っているようにも感じます。
上司という立場もこのことに関係して、○○様をまだ恋愛的に見ていらっしゃらない、あるいは見ないようにされているのかもしれませんね。

【上司様のお気持ち:ソード(風)の5 逆位置】

戦場で一人の男性が落ちた剣を拾い集めております。不敵に笑むこの男性の後ろには、空しい背中の人物も二人描かれており、敗北を味わっている姿が見て取れましょう。「混乱、強奪、空しい勝利」を意味するカードでございます。逆位置では、敗北した側に焦点が当たって参ります。

現在で出た「ワンドのペイジ 逆位置」と同じように、失恋によって気力がわかないことを示しておりますね。普段の上司様は恐らくそのような素振りは出しておられないかと存じますが、心はまだ傷付いておられるご様子でございますよ。

以上の3枚から惜しくも脈がないような雰囲気を感じ取られるかもしれませんが、ご安心くださいませ。ここから先が注目するべきところでございますから、早速見て参りましょう。

【近未来:ペンタクル(地)のペイジ(小姓)】

小姓が金貨であるペンタクルを右上に掲げて見つめております。背後には豊かな自然が描かれており、実りの予感を感じさせます。「実直さ、堅実さ、生真面目さ」を表すカードでございます。

先ほどは逆位置だったペイジ(小姓)のカードが正位置になり、まさに転んでいるところから立ち上がったかのようでございますね。
これは恋愛において前向きになっていくと解釈することができ、休止状態から近い内にまた復帰されるのでございましょう。

また、4つの元素を表すエレメントも火から地へと変わっておりますが、西洋占星術においても火の次は地。掴みどころのない精神性をもっと現実的な形あるものへと落とし込むという流れになっております。これはつまり、精神的なお付き合いという段階から変わって、そろそろ結婚という堅実な目標が上司様の中で見え始めているということも意味しておりますね。

ただし、ペイジは人物札を表す「コートカード」の中で最も幼い人物。最初の段階であると言えますので、結婚に関してもぼんやりと思い浮かべるといったところでございましょう。

【○○様のお気持ち:カップ(水)のクイーン(女王)】

清廉な女王が手元の豪華なカップを見つめております。足元には海からの波が描かれており、人の気持ちをありのまま受け入れる心の柔らかさを示しております。「慈愛、人の気持ちを受け入れる度量の深さ」を意味するカードでございます。

○○様は既に自分のお気持ちだけでなく、他者の気持ちへの気遣いと優しさをお持ちのようでございますね。カップは恋愛のカードと言われることもあり、水のエレメントも他者の気持ちを受け入れることを表す元素でございます。

ご相談内容では、自信がなく、相手にされないかもと仰っておりましたが、大丈夫でございます。今の上司様が必要としている水のエレメントのカードでございますから、そのままの自然体で、ゆったりと上司様と接していってくださいませ。

【最終予想:カップ(水)のナイト(騎士)】

カップを手にした騎士が馬でゆったりと進んでいます。姿勢良く未来を真っすぐ見ている様は、理想を追い求める気概の表れで、翼を模した鎧もそれを後押しするかのようでございます。「憧れや理想」を意味するカードでございます。

ロマンチックな展開の「白馬の王子様」がまさにこの人物であり、恋愛占いにおいてとても良いカードと言って差し支えないでしょう。現在の状況は上司様のお心の状態があまり好ましくないと申し上げましたが、これから未来にかけて良くなっていき、脈が現れてくると感じますね。

ただしこの騎士は理想を追い求めるだけあって、厳しい山に向かって進んでおります。立場が難しいお二人ですので、それにつきましてはご覚悟を。
プライベートで会うときと、職場で会うときは立場が大きく変わりますので、それに合わせて振舞いの方も上手に変える必要がございますね。

【アドバイス:ソード(風)の2】

椅子に座り、目隠しをされた女性が二本の剣を両手で持ち、腕を交差させております。三日月が出た波の静かな夜、時期を待っているようにも見えましょう。「葛藤、現状維持」を意味するカードでございます。

現在はまだ動くときではないことがはっきりと示されておりますね。後ろの三日月が満月となるまで、「時期を見る必要がある」ということでございましょう。
それともう一点、上司様が結婚を意識されていることから、○○様もそれを見据えたお付き合いという意識を持たれた方がよろしいかもしれませんね。

そのようなことをひっくるめて、今はソードを持つ女性の如く、少なくとも2、3か月程度タイミングを見計らってから少しずつアプローチをして様子を見てみてくださいませ。

【占い結果の総括】

全体として、上司様のお気持ちが追い付いてきてからが勝負という印象でございました。エレメントの観点から見ても、心の潤いであるカップのカードが○○様の側と最終予想に出ておりますから、時間が経てば引き寄せ合うようにして自然とタイミングがやってきて、火、地、風、水の四つのエレメントが揃うときがやってくるでしょう。

「コートカード」と呼ばれる人物札も多く出ておりますが、人と人のお付き合いが意識された出方であると言えましょうね。今回の展開のように、クイーン(女王)である○○様の元にペイジ(小姓)からナイト(騎士)に変わった上司様がやってきてくれると嬉しゅうございますね。

最終的にお二人が結ばれて、クイーン(女王)とキング(王)の両方が揃うことをお祈りいたしております。

以上が今回の鑑定結果となります。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。何かご質問やご感想等がございましたら、遠慮なく自由にお書きくださいませ。