【西洋占星術】性格を知るにはどこを見るか!?ホロスコープにおける月星座の重要性とは?

西洋占星術

12星座を使う占いで性格を知ろうと思うと、誕生月でわかる太陽星座を使うことをイメージされる方も多いかと思いますが、実は太陽星座だけでは一般的に想起される”性格”を知るには不十分でござます。

では性格を知るにはどこを見るべきなのか、それをこちらの記事にまとめてみましたので、是非最後までお読みになってご自身や気になる方の性格を知るのにお役立てください!

性格を知るには「月星座」を見る!

西洋占星術において、”性格”と呼ばれるものに最も大きな影響を及ぼすと考えられるのは「月星座」でございます。従って、性格を知るときには「月星座」が何かは必ず確認する必要がございますね。

そもそも月星座とは何かと申し上げますと、その人物が生まれたときに月がどこにあったのかを示すもので、これが素の自分や自然な反応、リラックスしているときの様子などを表すと言われており、年代で言うと0歳~7歳までに当たる天体でございます。

幼児期を象徴する天体であることからわかるように、人間の感情パターンの基本的な部分を読み取ることができるので、その人が何を快とし、何を不快と感じるかがわかるのですね。

実際に月星座を調べてみよう!

月星座の重要性をお伝えしたところで、次は実際に月星座を調べてみましょう。まずは「ホロスコープ」と検索していただくと、生まれたときの天体の配置図であるホロスコープを作成してくれるサイトがいくつかございますので、そのうちのどれか1つで生年月日を入力してホロスコープを作成しましょう。

すると、以下のような図が出てくると思いますので、この中から「☽」のマークをお探しください。

こちらの画像のホロスコープでは、月は蟹座にございますね。もし月が境界線ギリギリに位置しているときは、その近くに書かれている数字をご覧ください。29度以内であれば、反時計回りで前の星座の領域に、0度以降であれば後の星座の領域に入っておりますよ。

月星座別のご性格

月星座がわかったら、いよいよそこから簡単にご性格を見て参りましょう。もちろんこれがその人の性格のすべてというわけではございませんが、その人の性格を形成する基盤となっておりますよ。

牡羊座…エネルギッシュで先進的。新しいものや、一番であることを特に好む。新しいやり方を否定されたり、今までのやり方を押し付けられると不快に感じやすい。

牡牛座…慎重で思慮深い。五感が鋭くなりやすく、じっくりと物事に取り組み継続する。お腹が空いていたり、急かされたりすると不満を感じることが多い。

双子座…フットワークが軽く、情報通。コミュニケーションも得意になりやすい。閉鎖的な空間や情報を調べられないと苦痛に感じる。

蟹座…仲間には強い思いやりがあり、表には出ないが感情の動きが激しい。親しい人に嫌われていないかを特に気にする。

獅子座…自己を魅せることが得意で、派手なものが好きになりやすい。抑圧される環境だとストレスが大きくなる。

乙女座…しっかりと物事をこなしたい願望が強く、恥ずかしがり屋なところもある。自分の管理下に置けないと不安を感じることもある。

天秤座…センスが良く、周りの人のことを細やかに考える力がある。自分の意見を求められると困ってしまうことも。

蠍座…一つの物事、人物に対して集中する。洞察力もある。嘘や悪意には敏感で、そういう人には苦手意識が出てくる。

射手座…精神的、物理的両面で自分がいる世界よりも遠いところに憧れを抱きやすい自由人。責任感を強要されたり、現実を見るべきだと諭されることは好まない。

山羊座…社会的に認められることに関心を持ちやすく、類を見ないほどの努力家。周りの人が自分と同じくらい努力をしてほしいと思うこともある。

水瓶座…親しみやすいが、深い付き合いまではあえてしない。個性的になりやすい。逆に個性を否定されたり、価値観を押し付けられると不快に思いやすい。

魚座…どんなものにも共感を示すほど他者や物事に対する境界線がない。理屈や論理ばかりを指摘されると嫌気が差したりしがち。

以上がそれぞれの星座における性格傾向でございます。当てはまりましたでしょうか。

月星座で性格を見るときの注意点

最後に月星座で性格を見るときの注意点をお伝えしておきたいと思います。まず、これがその人のすべてだと思ってしまわないようにされてください。

月星座は根本の部分ですので、普段は表に出ていないけれど、実はこれらの特性があるという方も多く当てはまっているはずでございますが、あくまでこれは西洋占星術で使う10天体のうちの1つであり、要素の1つでしかありません。大事な部分ではあれど、その人の一面でしかないことに注意しましょう。

それからもう一つ、一般的に「火星座、風星座は互いに相性が良く、地星座、水星座もまた互いに相性が良い。しかし火星座と風星座は地星座、水星座と相性が悪い」と言われることも多いかと存じます。

ところが、これはほんの一元的な見方でしかありません。確かに折り合いが悪くなることもございますが、それはどちらも譲ろうとしない場合に限ります。

つまり、お互いを尊重して歩みよれば、相性が悪いと言われる星座同士でもその違いによって補い合うことができるということでございます。

相性が良い、相性が悪いと言ってその人ととの人間関係を決めつけないようにいたしましょう。