占いを受けるときの心構え4箇条!正しく向き合って上手に活用するためには?

占いを知る

占いは本当に頼りになるものでございますが、間違った付き合い方をすると一転して危険なものとなってしまいます。依存して大金をかけてしまったり、行動すべてを占い結果に委ねてしまったりしたくはございませんよね。そうならないためには、占いを受ける前から心づもりをしておくことが有効でございます。

こちらの記事では、占いを上手に活用するための心構えを5つご紹介いたしますので、鑑定をしてもらう前にきちんと理解しておいてくださいませ。

1.占いを過信、妄信しない

そもそも占いとはその性質上、占い師に実力によらず「当たるも八卦当たらぬも八卦」というものでございます。例えば、これから先不幸になるという結果が出たとしても、その通りになるかどうかは、実際にそのときになってみないとわからないのです。

占い自体がこのように不確実性を孕んだものでございますから、それを過度に信じ込んだり、よくわからないまま鵜吞みにしてはなりません。

占いは心の中を整理して、これからどうするべきかを前向きに考えるためのツールとして使い、その物事に対する別の角度からの意見の一つとしてご活用くださいませ。

2.当たるかどうかよりも、幸せに導いてくれるかどうかを重視する

先に申し上げた通り、占いはどうやっても的中率を100%にすることは原理的に不可能であり、占いをする目的を考えても、最も重要視するべき項目は当たるかどうかの「的中率」ではございません。

占いをする目的は心の重みを軽くし、悩みを解決に導くことでございますから、最も重要視するべきもそれに従って「占いを受けて前向きになれるか、幸せになるためのアドバイスをもらえるかどうか」でございますね。

3.占い師は何でも当てられると思わない

状況を聞かなくても当てられるのは「占い師」ではなく「霊能者」でございます。霊感を持っていて、かつ「占い師」をしている、いわば兼業の方もいらっしゃいますが、霊感を持たずに「占い師」をしている方もいらっしゃいますから、これらは区別する必要がございます。

霊感がない「占い師」に情報を隠したり、嘘の情報を伝えても間違った結果が出てくるだけで、占い師、依頼者どちらの得にもなりませんので、正しい情報を必要なだけ伝えるようにされてください。

ちなみに、「霊能者」は「占い師」の上位互換かと言うと必ずしもそうとは言えません。「霊能者」はその霊感が強いほど占いの知識を使う必要がございませんから、占いの知識量で言うと「占い師」に軍配が上がる傾向がございます。※ただし占い以外のスピリチュアル方面の知識についてはその限りではございません。

霊感に対し、知識というのは体系化されておりますから、説明もしやすく、ご依頼者様方がより理解しやすいというメリットもございますね。

また、必然的に「占い師」は相手の話を聞く必要がございますから、話をしてすっきりしたい、じっくりとわかってもらいたいという場合は「占い師」に依頼するのが望ましいでしょう。

逆に、相手の詳しい状況が知りたい、詳しい未来の可能性を聞きたいなど、よりハッキリとしたことを知りたい場合は「霊能者」の方が対応しやすいと言えますので、依頼をする際はこの違いを覚えておいてくださいませ。

4.占いに人生の主導権を明け渡さない

占いではどうしたら良さそうかというアドバイスや対策を出すことになりますが、当然のことながら必ずしもこれに従う必要はございません。どのような事柄でも方法は一つではございませんし、ご依頼者様に抵抗がある場合は最適な選択ではないからでございます。

ましてや、占いはその通りにしないと不幸になるといった類のものではございませんので、人生の選択を占いにすべて委ねる必要はございません。

また、占い依存の方は良い結果が出るまで占いをしてしまう傾向がございますが、良い結果が出たから良い未来になるわけではございませんし、その良い未来を導けるかどうかはご依頼者様本人にかかっております。

悪い結果が出ても良い未来を目指せばそれだけ良い未来となる可能性は高まりますし、良い結果が出てもそれを導くための行動をしなければ良い未来を迎える可能性は低くなってしまうのです。

結局のところご依頼者様の未来を形作るのはご依頼者様自身でございますから、占いに人生の主導権を渡しても最後には無味乾燥な人生となってしまいます。そうならないためにも、自分で自分の人生を作るのだときちんと意識しておいてくださいませ。

まとめ

これら4つのことが占いを受けるときの心構えでございます。人生を良くするためのもののはずが、真逆の結果を導くことにならないように占いを受ける側も対策しておくと安心でございましょう。

何事ものめり込み過ぎると周りの状況が見えなくなるものでございますから、適度な距離感を持って占いを上手にご活用くださいね。