【独学で占い師】イチから始めるタロット占い!何から始めれば良いかを完全解説!

独学で占い師

「タロット占いをやってみたいけれど、何から始めれば良いのかわからない」という方に朗報でございます。実はタロット占いは比較的始めやすい占いの一つで、独学でも十分に習得が可能でございます。

今では沢山の講座などもございますが、まずは独学でトライできればご自分のペースでじっくりと取り組むことができ、お財布にも優しいですよね。

そこでこちらの記事では、私なりにタロット占い師になるためにどのようなことが必要で、どのようなことに注意しながらやっていくべきかを丁寧に解説して参りたいと思います。

読み終わる頃には独学でタロットを習得するイメージができるはずでございますから、早速やるべきことをご説明していきますよ!

最初にやるべきこと

タロット占い師になるために最初にやるべきことは、ずばり「タロットカード」と「参考書」を手に入れることでございます。この2つはセットで揃えてしまいましょう。

一方で、どのようなカードと参考書を入手するべきか迷われるかと思いますので、選ぶときのポイントをお伝えしたいと思います。

結論から申し上げると、カードは「ライダー・ウェイト版」と呼ばれるものを、参考書は「絵柄にはどのようなことが描かれていて、そこからどのような意味に繋がっているか」が明確に書かれているものをお選びください。

まずカードについてでございますが、なぜ他の種類ではなく「ライダー・ウェイト版」を選ぶのかと言いますと、これが最もポピュラーな種類であり、参考書や解説サイトが豊富だからでございます。そしてこの「ライダー・ウェイト版」を基準にしてアレンジされた絵柄のカードも多く、気に入った絵柄のカードを後々使うときに有利に働くからという理由もございますよ。

続いて、書籍にこのような条件を付けた理由についてでございますが、カードの解釈を自分で広げて、柔軟性のある占いをするときに重要だからでございます。こちらにつきましては、後ほど詳しく解説いたしますね。

では、カードと参考書の選び方をご紹介したところで、次はどこで揃えるべきかが気になるかと存じますが、こちらに関しては特に指定はございません。書店でも構いませんし、インターネットショッピングでも構わないと思います。

とは言え、タロット占いで重要なのはご自身の深層心理を上手く働かせることですので、できれば新品がよろしいでしょう。中古品ですと元は他人の物という意識が悪影響を及ぼす可能性が考えられますし、カードが傷んでいる場合もありますから、ここは新品を入手してくださいませ。

カードの意味を覚える

カードと参考書を揃えたら、次はカードの意味を覚えていくことが必要でございます。覚え方にも色々あるかと存じますが、ここで重要なことは1点。「カードの絵柄には何が描かれていて、そこからどのような経緯でその意味になっているのか」ということをしっかり確認しながら覚えてください。

先ほど参考書を選ぶときに、「絵柄にはどのようなことが描かれていて、そこからどのような意味に繋がっているか」が明確に書かれているものをお選びくださいとお伝えしましたが、これはカードの意味を覚える際に絶対に欠かせない要素でございます。

と言いますのも、カードの意味はもちろん1つだけではなく、相談の種類やそのときの状況、誰を占うかやどの位置にカードが出たかなどを考慮して多種多様な解釈をする必要がありますが、かと言って都合の良いように自分で意味を決めて良いわけでもございません。

あくまでそのカードに描かれている象徴が今の状況の何を表しているかに沿って解釈をする必要があるということであり、これにはカードの絵柄に対する理解とそのカードの意味がどのようなニュアンスで生まれたものかを知っておくべきであるということでございます。

基本となる意味から自分なりの解釈として広げていく際に、本来の意味から逸脱しないようにする対策として「カードの絵柄には何が描かれていて、そこからどのような経緯でその意味になっているのか」ということを確認しながら覚えることが有効ですので、この部分は手を抜かずきちんと取り組んでくださいね。

スプレッドについて知る

タロット占いをする際には、質問や相談に対して1枚1枚展開することはむしろ稀で、基本的には多様な種類ある「スプレッド」と呼ばれるカードの展開方法を適宜選んで、それに沿ってカードを並べて占うことになります。

「スプレッド」を使う最大の利点は、定型化された手順に従って情報を出すことによって、複雑な状況を簡潔に整理できることにあり、簡単に言えば必要な情報を必要なだけ素早く引き出すことが可能であるということでござます。

私見ではございますが、「ケルト十字」と「ヘキサグラム」という2つのスプレッドがあればほとんどの場面に対応可能でございますので、この2つは最低限覚えておくと良いでしょう。

実際に占ってみる

カードの意味を覚えたら、いよいよ実際に占ってみると良いでしょう。本番となると手が出にくい方もいらっしゃるかもしれませんので、まずは自分のことを占ってみて、そこから気の知れたご友人やご家族を、最後に完全に知らない相手を占うという順番がよろしいかもしれません。

完全に知らない相手を占う場としては、Yhoo!知恵袋がお勧めでございます。理由としましては、気軽に挑戦できる上に、自分の好きなタイミングで時間をかけて占うことができるためです。毎日いくつも占い依頼が投稿されていますので、気が向いたら覗いてみると良いでしょう。

ただし、対面占いの経験にはならないこと、期待通りのフィードバックが得られない場合があることなどがデメリットとなります。これらのことについては、他の場所で補う必要があるでしょう。配信アプリなどを使って疑似的な対面鑑定の体裁を取ってみるのも良いかもしれませんね。

タロット占いの技術を研鑽する

実際に占ってみた後は、相手の反応を見てみたり、状況をさらに詳しく聞いてみたりして、どのようなことがカードに表れていたかを照らし合わせてみましょう。自分が読み取った解釈とはまた違った形で状況がカードに表れていることなどもございますし、自分が気付かなかった形で物事を象徴していることなどもあるでしょう。

大事なことは、そこからさらに「このカードはこういった形で状況を表すことがある」というように、解釈の幅をさらに広げて象徴を読み取るという作業に慣れることでございます。

タロット占いではストレートに答えが出るわけではなく、タロットカードが持つ要素によって間接的な情報を得ることになりますから、それを解釈という工程で、わかりやすくストレートな答えに変換する必要があります。

そのためにも、象徴物に対する知識と経験、さらには1つ1つのカードから共通点や関連性などを瞬間的に理解する直観と慣れが重要になりますね。場数をこなしながら参考書も隅々まで読み、タロット占いそのものに対する扱いを上達させていきましょう。

まとめ

ここまでで、タロット占いを習得するまでの具体的な方法について最初から最後までまとめて参りました。まずはタロットカードと参考書を揃え、カードの意味を覚えるところから始めましょう。

カードの意味を覚える際には、絵柄と意味の成り立ちを意識しながら理解していくことで、独自に解釈を広げられるようにしつつ、それが逸脱し過ぎないように対策しましょう。

慣れてくるとタロット占いでスムーズに情報を得られるようになりますから、知識と経験を積んで諦めずに楽しんで続けてくださいね。